その怒りを消す事は誰にも出来ない

ジャッキー主演の映画といえばコミカルかつ迫力のあるアクションが特徴だ。

日常にある道具や家具を使ってのアクションに右に出る者はいないと俺は思う。

そして大体の作品でジャッキーは人を殺す事はない。これはジャッキーの自伝映画、「マイスタント」でも言ってたが敵を倒しても殺す事はしないようにする。それがジャッキーが監督&主演を務める時の拘りだと思う。

他の監督の時は結構銃を使って敵を殺したりする事はある。

今回見た映画は敵を殺すジャッキー主演の映画の話だ。

「ザ・フォーリナー/復讐者」

あらすじ

主人公のクワンには娘がいた。彼女と共にドレスを買いに行く時に、爆破テロに巻き込まれる。クワンは助かったが娘は爆発によって亡くなってしまう。クワンは事件の犯人を知りたがるが…

 

復讐系の映画はあまり観たことがなかった。

単に興味がなかったからだろう。

今回はジャッキー主演だから観たというのが大きい。明るい感じのキャラを演じてる事が多いジャッキーだが今回は別だ。

観た後だが彼に恐怖を感じた。話が進むにつれて、彼がどんどん行動がエスカレートしていくのだ。米軍の破壊工作部隊に所属していた過去があり、トラップや爆発の作成、格闘術は年老いても健在。

テロ首謀者に復讐する為ならなんでもする。まさに悪魔に魂を売った男になっていく。

復讐に行き着いた時、何が残るのかそれは観てのお楽しみ。